厄年や八方塞がりの年、そしてなぜか悪いことが続いているときなどは、厄払いをするとその後の日々を安心して過ごすことができます。
でも厄払いの時間や料金、相応しい服装などは意外と知らないものですよね。
予約ができるかどうかも、神社によって違います。
今回は、伊奈波神社へ厄払いに行くときに役立つ様々な情報をお伝えしていきます。
こちらの記事は以下の人におすすめです。
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目次
伊奈波神社の厄払いは時間が決まっているの?予約は必要?
伊奈波神社では、年中無休で厄払いのご祈祷が行われています。
厳密な時間は決まっておらず、9:00~16:00の間ならいつでも受け付けてもらえます。ただし、予約はできません。
受付場所は、参道沿いにある参集殿の1階にあります。参集殿の場所は、一の鳥居(最初の大鳥居)をくぐり、坂道を少し上った二の鳥居の脇です。
受付時間内に申込書を記入して初穂料を納めれば、随時案内してもらえます。
ご祈祷は参集殿の2階で行われ、エレベーターで移動できます。
1回のご祈祷にかかる時間は15分~20分くらいです。
その間に申し込んだ人が一緒に案内されるので、待ち時間はそれほど長くありません。通常は、長くても20分程度で厄払いしてもらえます。
しかし、年末年始や大安の日、七五三のお参りが増える10~11月の土日祝日などは混み合うので待ち時間も長くなります。
また、会社など団体での厄払いを希望する場合は、事前予約が必要です。
伊奈波神社へ厄払いに行くときに相応しい服装
厄払いに相応しい服装は神社によって違うため、伊奈波神社の方に伺いました。
伊奈波神社で厄払いを受けるときにはどんな服装がいいですか?
特に決まりごとはありません。
普段着で来られる方もいらっしゃいますよ。
とはいえ、神様のご加護を受けようとするときに、常識を逸脱した服装は控えたほうがよいでしょう。
肌の露出は少なくし、服の色も抑えめにすることをおすすめします。
ここでは以下の3点について、相応しい服装の例を挙げていきます。
- 大人の場合
- 未成年の場合
- 小さなお子さまの場合
大人の場合
男性なら、襟のあるシャツとスラックスなどビジネスシーンに着用するような印象の良いコーディネートが安心です。
女性の場合は、長袖ブラウスと膝下のスカートにストッキングや、膝丈のワンピースにカーディガンなどの組み合わせをおすすめします。
いずれの場合も派手な色や柄は避け、清楚で清潔感のあるファッションを心がけましょう。
スーツも適切です。
授業参観に行く服装をイメージするとわかりやすいかもしれません。
一方で、正装や礼服などは逆に浮いてしまう可能性があります。
未成年の場合
学生さんの場合、制服でも問題ありません。そのほか大人同様に、露出の少ない落ち着いたよそ行きの服装が良いと思います。
例えば、トップスは襟のあるシャツやブラウスにカーディガンやジャケット、ボトムはカジュアルすぎないパンツや膝下のスカートをおすすめします。
小さなお子さまの場合
小さなお子さまの服装は、いつも通りの方が気持ちの面でも動きやすさの面でも安心です。汚れやしわ、破れなどのない清潔な服であれば問題ありません。
では、靴は脱ぐ必要がありますか?
靴は履いたままでご案内いたします。
厄払いのご祈祷は靴を履いたままの場所で行われます。
そのため靴は服装に合わせて選べばよく、脱ぎ履きのしやすさは考える必要がありません。
しかし厄払いをしてもらう参集殿までは坂道で、本殿までは階段がたくさんあるので、ハイヒールなど歩きにくい履き物は避けた方が無難です。
神様にお祈りするという意識を持って、だらしなさのない服装で厄払いをしてもらいましょう。
伊奈波神社で厄払いをしてもらうときにかかる料金(初穂料)と包み方
厄払いをしてもらうときに神社へ納めるお金を初穂料(はつほりょう)といいます。
伊奈波神社では、次のように設定されています。
初穂料 | |
5,000円 | と、おこころざし |
10,000円 | |
15,000円 |
厳密には、いくら納めるのか決められていないのです。
そこで、以下の2点についてもう少し具体的にお伝えします。
- 伊奈波神社の初穂料
- 初穂料の包み方
伊奈波神社の初穂料
厄払いの場合、一般的には5,000円~10,000円を納めるのが相場ですが、伊奈波神社では5,000円を納める人が多いようです。
金額によってご祈祷に違いはなく、お守りなどご祈祷後に頂ける物が異なります。
初穂料の金額は、厄払いをしてもらう側の気持ちによります。
3種類の金額からどれを選ぶのか、そしてその金額に神社や神様への気持ちとして少し足すのかは自由です。
家族や自分の心と相談して決めましょう。
初穂料の包み方
初穂料を包むか否かは神社によって異なりますが、伊奈波神社の方はどちらでもよいとおっしゃっていました。
そのため、急に出かけることになったときや近くに来たときなど、用意がない場合でも問題なくすぐに厄払いができます。
しかし、初穂料に限らずお金をそのまま渡すのは失礼にあたる場合もあり、のし袋か白い封筒に入れて納めるのが一般的です。
封筒やのし袋の使い方について以下にまとめましたので、参考にしてください。
封筒の種類 | 書き方(濃墨の筆ペンで) |
のし袋 赤白の蝶結び 中袋なし | 【表側】 蝶結びの上に「初穂料」、下に厄払いを受ける人の姓名 【裏側】 左下に縦書きで「金 ○○円」、その左側に住所 ※漢数字は、難しい方の漢数字(大字)を使用 (5,000円なら五千円、10,000円なら壱萬円) |
のし袋 赤白の蝶結び 中袋あり | 【中袋 表側】 中央に縦書きで「金 ○○円」 【中袋 裏側】 左下に縦書きで住所、その左側に姓名 |
【のし袋 表側】 蝶結びの上に「初穂料」、下に厄払いを受ける人の姓名 | |
白い封筒 ※郵便番号枠のないもの | 【表側】 左右中央の半分より上に縦書きで「初穂料」、下に厄払いを受ける人の姓名 【裏側】 左下に縦書きで「金 ○○円」、その左側に住所 |
お札は新札もしくはきれいなお札を選び、肖像画が表向き・上側になるように揃えて入れましょう。
伊奈波神社へのアクセスと駐車場について
伊奈波神社へは、車または最寄り駅からバスと徒歩で行くことができます。
公共交通機関が充実している場所です。
最寄り駅からは3㎞ほどありますが、歩く人もいます。
伊奈波神社には、無料で停められる駐車場があります。車で行く場合は、国道256号「矢島町1」の交差点を東に入ってください。
交差点のところには、参道の入り口を示す社号標が建っています。
それではこれより、アクセス方法および駐車場について3つお伝えします。
- 車で行く場合
- バス停「伊奈波通り」で降りたら
- 近くのコインパーキング
車で行く場合
そのまま参道を進むと突きあたりに一の鳥居があります。カーナビの案内はここまでです。
門のところに、鳥居の手前を右へ行くよう案内が出されています。指示通りに鳥居の脇を通り、坂道を上がっていくと駐車場があります。
バス停「伊奈波通り」で降りたら
バス停「伊奈波通り」は、交差点「矢島町1」のすぐそばです。
南下してきた場合は、バス停から南に歩いて1つめの角に参道の入り口があります。北上してきた場合は、交差点を東へ渡ったところが参道です。
住所 | 〒500-8043 岐阜県岐阜市伊奈波通り1-1 (カーナビの設定は、岐阜市伊奈波通1-6) | |
電話 | 058-262-5151 | |
駐車場 | 無料駐車場 30台 | |
アクセス(車) | 東海北陸自動車道岐阜各務原I.C.より約20分 | |
アクセス | JR岐阜駅バス停12番・13番乗り場→10分→バス停「伊奈波通り」下車徒歩10分 名鉄岐阜駅バス停4番乗り場→10分→バス停「伊奈波通り」下車徒歩10分 |
JR岐阜駅や名鉄岐阜駅にはバス乗り場がたくさんあり、初めての人はどれに乗ればよいか迷い不安になると思います。
上記の番号のバス停から出ているバスならば、どれに乗っても「伊奈波通り」を通るので安心してください。
バス停の場所は以下の通りです。
JR岐阜駅バス停12・13番乗り場 | JR岐阜駅北口にあるバスターミナルを左から回って真反対あたり |
名鉄岐阜駅バス停4番乗り場 | 中央改札口からエスカレーター(階段)を降り、正面の大通りを地下道でくぐり、突きあたりの左側の階段を上がったところ |
伊奈波神社近くのコインパーキング
年末年始と宵宮(4月の第1土曜日の午後から)の際には、参道が通行止めになり車は乗り入れることができないので気をつけてください。
また、行事で混み合う日や参拝者の増える時期には参道が渋滞することもあります。
例えば1月上旬や左義長、節分、そして七五三の時期などです。
参道は、Uターンする場所も少なく横道も一方通行が多いので、渋滞にはまってしまうと時間がかかります。結局運転者だけ残して先に降り、歩いて行く人も見かけます。
参道の近くまで来て道が混んでいると感じたら、参道には入らず有料駐車場の利用をおすすめします。
以下は、伊奈波神社から徒歩10分圏内にあるコインパーキングです。
- ザ・パーク 岐阜末広町(徒歩約4分)
- 三井のリパーク 岐阜上竹町(徒歩約7分)
- パーキング紅葉園 伊吹町(徒歩約9分)
各コインパーキングの詳細について記載していきます。
【ザ・パーク 岐阜末広町】
住所 | 岐阜市末広町23 |
所要時間 | 伊奈波神社まで徒歩約4分 |
【三井のリパーク 岐阜上竹町】
住所 | 岐阜市上竹町1 |
所要時間 | 伊奈波神社まで徒歩約7分 |
【パーキング紅葉園 伊吹町】
住所 | 岐阜市伊吹町1-15 |
所要時間 | 伊奈波神社まで徒歩約9分 |
所要時間は目安です。
参集殿は一の鳥居から坂を上がったところ、そして本殿は、さらにたくさんの階段を昇ったところにあります。その点も考慮しておいてください。
私は地元民であるため、伊奈波神社のすぐそばに駐車場はないかとよく聞かれます。
しかし目と鼻の先の距離にはほとんどないので、少し歩くけれど、という条件付きで紹介することにしています。
こちらで紹介したところ以外にも、もう少し範囲を広げれば大小のコインパーキングがたくさんあります。
伊奈波神社の厄払いに関するまとめ
本記事のポイントをまとめました。
- 伊奈波神社の厄払いは年中無休で行われている
- 9:00~16:00の間に参集殿にて受け付け
- 予約はできない(団体の場合は要予約)
- 所要時間は15~20分
- 普段着でもよいが、カジュアルでなく、清潔で落ち着いた服装がおすすめ
- 厄払いのとき、靴は脱がなくて良い
- 坂道があるので歩きにくい靴は避ける
- 料金(初穂料)は、「5,000円・10,000円・15,000円とこころざし」とされており、5,000円の人が多い
- お金は包んでも包まなくてもどちらでもよいが、白い封筒かのし袋で包むのが一般的
- 伊奈波神社には駐車場があるので、車でも行くことができる
- 混み合う日にはコインパーキングがおすすめ
- バス停からは徒歩10分
伊奈波神社は強力なパワースポットなので、厄払いを考えている人にはとてもおすすめです。
パワースポットとしての伊奈波神社については、こちらの記事でも紹介しています。
「岐阜でパワースポットとして最強の神社3選!」
>>https://mikan-feeling.com/gifu-powerspot-best3-253#i-4
本記事を参考に、伊奈波神社で厄を払いパワーをもらって、生き生きとした毎日をお過ごしください。
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