神奈川県横須賀市の浦賀には、2社を巡ることで願いが叶うと言われるパワースポット、その名も叶神社があります。
2024年6月24日の「帰れマンデー見っけ隊!!」でも、力士が支える開運神社として叶神社が紹介されました。
タカアンドトシの2人と一緒にゴールの叶神社を目指したゲストは、力士の大栄翔関と翔猿関、そしてなにわ男子の大橋和也さんでした。
本記事では、横須賀のパワースポット叶神社のお守りやご利益、アクセス、駐車場などの詳細、西叶神社と東叶神社にまつわる歴史などについてお伝えします。
目次
横須賀のパワースポット叶神社のご利益は縁結び
叶神社には、浦賀湾を挟んで東側にある東叶神社と西側にある西叶神社の2社があります。
この2つの神社を巡ってそれぞれの場所でお守りを頂き、2つのお守りを合わせて1つのお守りを完成させると願いが叶うそうです。
叶神社の参拝で受けられるご利益は、縁結び。
人との縁だけでなく、様々なことがらと縁を結ぶという意味があり、多くの参拝者が恋愛や仕事などの願いを抱いて訪れます。
横須賀のパワースポット叶神社/どちらから?東叶神社と西叶神社
東叶神社と西叶神社を参拝する際、順番に決まりはありません。
番組では、一行が葉山から横須賀に向かったため、最初に東叶神社へ参拝しました。
一方、西叶神社から東叶神社へ向かうと飲食店などが、より楽しめるという人もいるようです。
旅の行程に合わせて順序を決めるとよいでしょう。
横須賀のパワースポット叶神社/東叶神社
東叶神社は、バス停「新町」から徒歩5分のところ、海の目の前にあります。
東叶神社のお守りは縁結びお守りの袋
東叶神社の拝殿に参拝したあと、社務所でお守りを包む縁結びお守りの袋(初穂料500円)をいただきます。
東叶神社の敷地はおよそ2,000坪あり、本殿や拝殿だけでなく数々のお社や石碑など見どころもたくさん。
拝殿から奥の院に向かう2ヶ所の階段「恵仁志坂(えにしざか)」「産霊坂(むすびざか)」にも縁結びの御利益があると言われています。
境内の3分の2は、多種多様な植物が生育する天然記念物の明神山です。
東叶神社の情報・アクセス
東叶神社の詳細は下記の通りです。
住所 | 〒239-0821 横須賀市東浦賀2-21-25 |
電話 | 046-841-5300 |
営業時間 | 9:00~17:00/参拝は自由 |
アクセス | 京急浦賀駅より鴨居方面行きバスで約5分「新町」バス停下車 徒歩5分 |
駐車場 | 10台 |
横須賀のパワースポット叶神社/西叶神社
東叶神社の参拝を終えた一行は、西叶神社へ向かいます。
東叶神社と西叶神社の間は「浦賀の渡し」で行き来
東叶神社から西叶神社へ行くためにベストな方法は、「浦賀の渡し」。
海を渡し船で横断する方法です。
船着き場は、東叶神社から徒歩3分ほどのところにあります。
「浦賀の渡し」の営業時間は7時~17時。
時刻表はなく、船着き場にある呼び鈴のボタンを押すと、渡し船が迎えに来てくれるという仕組みです。
しかし、一行が東叶神社を出る段階で、すでに16時52分。
ここまで7時間以上のロケをしてきて疲労困憊の一行は、最後に猛ダッシュを強いられました。
息も絶え絶えの状態で、ギリギリ「浦賀の渡し」に乗船。
ちなみに西叶神社の社務所も17時までなので、実際に参拝する場合は余裕を持って向かいましょう。
「浦賀の渡し」は、浦賀湾を横断するために江戸時代から使われている歴史ある交通手段です。
「浦賀の渡し」の情報
「浦賀の渡し」の料金や営業時間など詳細はこちらです。(2024年6月現在)
住所 | 東渡船場:〒239-0821 横須賀市東浦賀2-4-21(浦賀ボートパーク近く) 西渡船場:〒239-0824 横須賀市西浦賀1-18-2(南消防署浦賀出張所近く) |
電話 | 046-825-7144 (株)トライアングル |
アクセス | 東渡船場:「新町」バス停下車 徒歩3分 西渡船場:「紺屋町」バス停下車 徒歩2分 |
料金 | 大人:400円 小・中学生:200円 未就学児:大人1人につき1人まで無料(2人以上は小・中学生料金) 1歳未満:無料 ベビーカー・ペット:無料 自転車等:50円 |
営業時間 | 7:00~17:00 |
定休日 | 荒天時・船の点検時など |
定員 | 12名 |
- 横須賀市民は半額
- 大きな荷物(1人分の座席が必要な場合):50円
- 障害者手帳をお持ちの方:大人200円/小・中学生100円
- 介護者は障害者手帳をお持ちの方1人につき1人まで200円
西叶神社のお守りは勾玉お守り
西叶神社も海のすぐそばにあり、渡し船から西叶神社の鳥居が見えます。
船着き場からは徒歩2分ほど。
西叶神社の参拝後に社務所でいただいたお守りは、勾玉お守りでした。
勾玉お守りを東叶神社の縁結びお守りの袋に納めれば、願いを叶えられるお守りが完成します。
西叶神社の社殿の棟木を担ぐ力士の彫刻
番組の旅のゴールにまつわるキーワードは「力士が支える」でした。
その答えも西叶神社にありました。
力士は、社殿の正面上部に施された彫刻のこと。
屋根の下に、棟木を担いでいる力士の姿が象られています。
屋根の影で見えにくそうでしたが、ご住職の助言によって両手(片手でも)で円を作り望遠鏡のように覗くと焦点が合って見やすくなりました。
全員が手で作った円を覗いて「見える、見える」と感動している様子は、まるで無邪気な子どものようで、とても楽しそうでした。
西叶神社に参拝した際には、この方法で力士像を見てみてはいかがでしょうか。
力士は強さの象徴であるため、力士の彫刻には神様がお祀りされている社殿の屋根が落ちないようしっかり支えるという意味が込められているそうです。
西叶神社の社殿の彫刻は見応えあり
社殿には力士のほかにも見事な彫刻がたくさん施されています。
これらの彫刻も、西叶神社の見どころのひとつ。
社殿のほかにも、華やかな本殿、多くのお社など見ておきたい場所、お参りしておきたい場所などがたくさんあります。
参拝の際には、時間に余裕を持ってゆっくり境内を回りたいですね。
西叶神社の情報・アクセス
西叶神社の詳細はこちらです。
住所 | 〒239-0824 横須賀市西浦賀1-1-13 |
電話 | 046-841-0179 |
アクセス | 京急浦賀駅より「久里浜駅行」バスで約5分「紺屋町」バス停下車、徒歩1分 |
営業時間 | 8:30~17:00/参拝は自由 |
横須賀のパワースポット叶神社の歴史
叶神社は、もともとひとつの神社でした。
その神社は、現在の西叶神社です。
叶神社と呼ばれるのは願いが叶ったから
叶神社は、1181年に源氏再興を願い、京都の石清水八幡宮を勧請して創建された神社。
その後、源頼朝によって鎌倉幕府が成立。
願いが叶ったとして、叶大明神と名付けられました。
叶神社がパワースポットと言われる由縁も、願いが叶ったことによるものだそうです。
叶神社が2社なのは村が2分されたから
叶大明神は、浦賀村全体の鎮守様でした。
しかし江戸時代の土地整備により、浦賀村は浦賀湾を挟んで西浦賀村と東浦賀村に分けられてしまいます。
東浦賀村の人々の信仰のため、叶神社と向き合うように東叶神社が建立されました。
これが、西叶神社と東叶神社の存在する理由だと言われています。
帰れマンデー見っけ隊!!浦賀のパワースポット叶神社のまとめ
東叶神社と西叶神社は、どちらから参拝してもかまいません。
ただし、片方だけ参って帰ってきてしまうのは大変もったいないこと。
できるだけ2社に参拝して、お守りを完成させ願いをかけましょう。
東叶神社と西叶神社は、浦賀湾を挟んで向かい合わせに建てられている神社。
浦賀湾は東京湾に入ってすぐの西側にあり、北西に向かって海が細く長く入り込んだ形をしています。
長さは1kmほどですが、幅が狭いので渡し船なら200mほどを片道3分で行き来できます。
一方、徒歩では湾沿いをぐるっと回らなければならず、30分以上かかるのでおすすめできません。
東叶神社では「恵仁志坂(えにしざか)」「産霊坂(むすびざか)」を、西叶神社では社殿の彫刻なども拝観しましょう。
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