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岐阜市の美江寺観音の御開帳はいつ?アクセスや駐車場の詳細もお伝えします!

美江寺の山門と寺標 パワースポット

初めて訪れる場所で神社仏閣巡りを計画する場合、隠れたパワースポットやお宝スポットなども参拝したいですよね。

今回紹介する岐阜市の美江寺――通称美江寺観音は、まさにお宝スポットです。

なぜなら美江寺観音には、国の重要文化財に指定されている脱活乾漆十一面観音立像がご本尊として祀られているからです。

しかし、こちらの仏像は厨子と呼ばれる箱に収められていて、通常は拝観することはできない秘仏です。厨子の前には「お前立ち」という代わりの木造の十一面観音像が安置されています。

私たちがこの脱活乾漆十一面観音立像を直接拝観できるのは、年に1度の御開帳の日です。

御開帳は、毎年決まった日に行われます。

そこで本記事では、脱活乾漆十一面観音立像御開帳の日時と美江寺観音へのアクセス・駐車場について詳しくお伝えします。

こちらの記事は、以下の人におすすめです。

  • 岐阜市で神社仏閣巡りを計画している人
  • 仏像に興味がある人

美江寺観音の御開帳はいつ?

美江寺山門

美江寺観音のご本尊である脱活乾漆十一面観音立像を拝観できる御開帳の日は、毎年4月18日(9時~17時のみです。

脱活乾漆十一面観音立像は一見の価値あり

美江寺観音の脱活乾漆十一面観音立像は、奈良時代に作られた仏像です。

脱活乾漆の仏像で現存しているものは数少なく、一見の価値があります。

脱活乾漆ってなんですか?

脱活乾漆とは仏像製作の技法のひとつです。

脱活乾漆には、仏像の形から布のひだや装飾品など細かい部分まで漆を盛り付けて形作られているという特徴があります。

【脱活乾漆】

  1. 木製の芯と粘土で仏像の形を作る
  2. 粘土に麻布を麦の粉が混ぜられた漆で貼り付ける
  3. 中の粘土を取り除いて空洞にする
  4. 麦の粉や葉の粉を混ぜた漆を麻布に塗り付け、盛り上げて肉付けや細部の成形をする

奈良時代には盛んだった脱活乾漆の技法ですが、平安時代には行われなくなったそうです。

このことからも、脱活乾漆十一面観音立像の貴重さをうかがい知ることができます。

御開帳日でなくても訪れてほしいお寺

美江寺観音東側より

東側より

通常時に拝観することができる木造の十一面観音像も、平安時代に作られた歴史ある仏像で、岐阜市の文化財に指定されています。

そのほか、美江寺観音には阿弥陀像や青面金剛像などたくさんの仏像が安置されているので、もし訪問日が御開帳日と合わなくても訪れる価値があります。

美江寺観音御開帳の際のアクセス

交差点から見た美江寺

「裁判所前」交差点

美江寺観音は、大きな交差点の角にあります。

少し離れたところからでも、こんもりと茂った木々やりっぱな朱色の山門を見ることができます。

住所 岐阜市美江寺町2丁目2-3
電話 058-262-6793
アクセス(車) 各務原I.C.より約17分
アクセス(電車とバス) 「JR岐阜駅北口バスターミナル」または
「名鉄岐阜駅バス停」より乗車→約10分→「市民会館・裁判所前」下車徒歩1分
(大人220円 下車時に支払い
アクセス(電車と徒歩またはレンタル自転車) JR岐阜駅より徒歩約25分
名鉄岐阜駅より徒歩約23分
JR岐阜駅より自転車で約15分

最寄り駅からバスで行く場合

美江寺観音のすぐ近くにバス停があるので、駅からはバスの利用がおすすめです。

バス停「市民会館・裁判所前」下車徒歩1分で、下車したらバスの進行方向を見ると美江寺観音があります。

知らない土地でバスに乗るのは少し不安です……。

以下より詳しく解説していますので、ご安心ください。

JR岐阜駅から

中央改札を出て左側のエスカレーター(階段)で1階に降り、北口へ出てください。

バスターミナルより以下のバスに乗り、「市民会館・裁判所前」下車徒歩約1分です。

  • 10番のりばから出ているバスすべて(バス正面の表示の最初が「K」のバス)
  • 11番のりば「市内ループ K右回り」(左回りと間違えないように注意!)
  • 8番のりば「C45 御望野行き」「C46 西秋沢行き」「C47 本巣市役所行き」「O35 市立女子短大行き」「O37 寺田ガーデン行き」

11番のりばと8番のりばからはほかのバスも出ているので、乗り間違えないように気をつけてください。

名鉄岐阜駅から

中央改札を出て正面のエスカレーター(階段)を降りたら、左(南)の方にある地下道を利用して国道を反対側へ渡ってください。

地下道を南へ出るといくつかバス停があります。

5番のりばより以下のバスに乗り、「市民会館・裁判所前」下車徒歩約1分です。

  • K15 市橋行き
  • K18 旦の島行き
  • K35 南柿ヶ瀬行き
  • 中心部ループ線 JR岐阜行き

少し遠いが徒歩でも可

美江寺観音は駅から約2㎞と少し遠いですが、徒歩で行くことも可能です。

途中には金運のご利益で知られている金神社があります。徒歩は自由がきくので、寄ってみるのもおすすめです。

金神社については、ほかの記事でも紹介しているので参考にしてください。

「金神社(岐阜)の御朱印が金色の日や待ち時間、郵送の有無、アクセス方法と駐車場について調査!」
>>https://mikan-feeling.com/gifu-koganejinja-gosyuin-379

「岐阜でパワースポットとして最強の神社3選!」
>>https://mikan-feeling.com/gifu-powerspot-best3-253#i-7

JR岐阜駅から行く場合

中央改札を出て左(北)側の長良口から外のデッキへ出ます。

デッキを左へカーブに沿って進むと、県道を越えたところで突き当たります。

デッキを下りると、背中側に金華橋通りと呼ばれる県道54号線があるので、それをまっすぐ北上すること約25分。

「裁判所前」という交差点に美江寺観音があります。

名鉄岐阜駅から行く場合

中央改札を出て正面のエスカレーター(階段)を降りたら、左へ進み交差点を北へ渡ります。

そのまま国道に沿って北へまっすぐ15分ほど進み、「神田町3」の交差点を左折(西)します。「若宮町4」「若宮町5」の信号を通り過ぎ、「金町2」の交差点を右折(北)。

5分ほど北上したところにある交差点「裁判所前」に、美江寺観音があります。

レンタル自転車も便利

岐阜市シェアサイクルぎふらいどの標示板

岐阜市シェアサイクルの自転車

また、岐阜市には「岐阜市シェアサイクル Gifu-ride(ぎふらいど)」というレンタル自転車の仕組みがあるのでそちらを利用することもできます。

JR岐阜駅には北口と南口の2ヶ所に「Gifu-ride」のポートが設置されています。名鉄岐阜駅にはポートがないので、少し離れたJR岐阜駅まで行かなければなりません。

また、「Gifu-ride」を利用するためには、あらかじめスマホで登録などをする必要があります。

15分ごとの従量料金と1日定額プランがあるので短時間でも借りられて便利です。

「岐阜市シェアサイクル Gifu-ride(ぎふらいど)」についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

「金神社(岐阜)の御朱印が金色の日や待ち時間、郵送の有無、アクセス方法と駐車場について調査!」
>>https://mikan-feeling.com/gifu-koganejinja-gosyuin-379#i-13

美江寺観音御開帳時の駐車場は?

美江寺観音には駐車場がありません。周辺の有料駐車場を利用してください。

すぐそばの岐阜市役所立体駐車場(施設利用で2時間無料)

岐阜市役所駐車場入り口

道路を挟んだ東側にある岐阜市役所の立体駐車場(有料)に停めることもできます。

その際、岐阜市役所や「みんなの森 ぎふメディアコスモス」を利用すると2時間分は無料になります。

メディアコスモス内では、岐阜市立中央図書館やスターバックスコーヒーで休憩するのがおすすめです。

市役所なら、1階の自由に座れるスペースや2階の大食堂でひとやすみできます。
4階のみどりの丘は、たくさんの種類の木や草花が植わっていて清々しい気分にさせてくれます。
また、15階と17階の展望スペースもおすすめです。

こちらの駐車場は収容台数が多いのでほとんどの場合空いていますが、市役所や同じ敷地内の「みんなの森 ぎふメディアコスモス」でイベントなどがあると混み合うこともあります。

周辺のコインパーキング

美江寺観音の周辺には、大小様々なコインパーキングが点在しています。

ここでは、徒歩2分圏内にある以下の3つのパーキングについて詳しく紹介します。

  • 名鉄協商 岐阜美江寺町
  • パーキング紅葉園 京町2丁目
  • パーキング紅葉園 佐久間町

名鉄協商 岐阜美江寺町

岐阜市役所の南側にあります。県道152号線沿いに立地しており、見つけやすいパーキングです。

住所 岐阜市美江寺町1-26
美江寺観音までの距離 約160m

パーキング紅葉園 京町2丁目

県道152号線沿いで、美江寺観音から200mほど東にあるパーキングです。

住所 岐阜市京町2丁目10-2
美江寺観音までの距離 約230m

パーキング紅葉園 佐久間町

美江寺観音から北へ200mほどのところにあるパーキングです。大通りから少し入ったところにあります。

美江寺観音の東側の車道を70mほど北上し、バス停の手前の細い道を左折してください。

住所 岐阜市佐久間町28
美江寺観音までの距離 約210m

美江寺観音の御開帳に関するまとめ

美江寺観音山門

ここまで美江寺観音の御開帳についてやアクセス、駐車場についてお伝えしてきました。

以下に本記事のポイントをまとめておきます。

  • ご本尊の脱活乾漆十一面観音立像は国の重要文化財に指定されていて普段は公開されない秘仏
  • 御開帳の日は、毎年4月18日(9時~17時)のみ
  • 通常時に拝観できる木造の十一面観音像は岐阜市の指定文化財
  • 駅からはバスがおすすめ
  • 駅から約2kmなので徒歩やレンタル自転車でも行ける
  • 駐車場はない
  • 岐阜市役所の立体駐車場に停める場合、岐阜市役所や「みんなの森 ぎふメディアコスモス」を利用すれば2時間無料サービスを受けられる
  • 周辺にはコインパーキングが点在している

美江寺観音は脱活乾漆十一面観音立像の御開帳のほか、人形供養をしていただけるお寺としても知られています。

また毎月8日・18日・28日の午後1時からは写経をさせてもらえます。

交通量の多い車道に囲まれた美江寺観音。
山門をくぐれば感じられる別世界のような厳かな空気をぜひ体感してみてください。

 

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