橿森神社（岐阜）の御朱印が頂ける時間は？金の御朱印や三社参り、駐車場についても

橿森神社（かしもりじんじゃ）は、岐阜市の市街地にある小さな神社です。金の御朱印が授与される日もあります。

近所の人にとっては馴染み深い神社で、私も子どもの頃から親しんできました。

一方、仕事や旅行などで岐阜を訪れる人の目に止まることは少ないでしょう。

しかし、神社巡りを考えているなら、その中に橿森神社を加えることをおすすめします。

なぜなら、橿森神社は岐阜三社参りのひとつに含まれるからです。

そこで今回は、橿森神社の御朱印が頂ける時間や場所、金の御朱印が授与される日、三社参り、アクセスと駐車場について詳しくお伝えします。

橿森神社（岐阜）の御朱印が頂ける時間と場所

御朱印が頂ける時間や場所、そして御朱印の初穂料をお伝えします。

通常の御朱印は境内にある社務所で、金の御朱印は拝殿で

通常の御朱印は社務所で頂けますが、金の御朱印は拝殿にて授与されます。

拝殿は二の鳥居をくぐって階段を上ったところにあり、社務所は拝殿に向かって右（南）の奥の方にあります。

「社務所」という大きな札がかけられていて、「御朱印」という文字が貼られている建物です。

まれに上記時間内であっても社務所にどなたもいらっしゃらないことがあるので、遠方から予定して行く場合は、事前に確認するとよいと思います。

神主さんが不在でもあきらめないでください！

神主さんが境内のどこかでお仕事をされている場合もありますので、すぐにあきらめず少し辺りを見渡してみてください。

橿森神社では岐阜信長神社の御朱印も頂ける

橿森神社の中には織田信長公を祭神とする岐阜信長神社もあり、橿森神社とは別にそちらの御朱印も頂けます。

岐阜信長神社は、明治時代に京都の建勲神社（たていさおじんじゃ）から分霊を受けて建てられました。一の鳥居をくぐって手水舎を過ぎると左手にあります。

橿森神社（岐阜）の御朱印が金色なのはいつ？

橿森神社では毎月最終金曜日に陰影が金色の御朱印が授与されます。

岐阜県では金神社が最初に金の御朱印の授与を始め、今では橿森神社を含む県内の10社以上が毎月最終金曜日に金色の御朱印を授与しています。

また、この日は、橿森神社内にある岐阜信長神社の御朱印も金色になります。

橿森神社（岐阜）の御朱印を頂くなら三社参りがおすすめ

橿森神社を参拝して御朱印を頂くなら、岐阜三社参りがおすすめです。

親子の神社を巡るとご利益がパワーアップ！

岐阜三社参りとは、橿森神社とともに岐阜市で有名な伊奈波神社・金神社を徒歩で巡って参拝することを言います。

この三社は、祭神が親子関係にあります。

橿森神社の祭神である市隼雄命（いちはやおのみこと）は、伊奈波神社の祭神である五十瓊敷入彦命（いにしきいりひこのみこと）と金神社の祭神である渟熨斗姫命（ぬのしひめのみこと）の間の子です。

このことから、橿森神社は子どもの神様や子宝、安産の神様として信仰されています。

そして、親子であるこの三社を巡ると「家族円満」「子孫繁栄」のご利益が受けられるのです。それぞれの神社から頂いたパワーも、さらに強くなります。

伊奈波神社と金神社については、ほかの記事でも紹介しています。

「岐阜でパワースポットとして最強の神社3選！」
>>https://mikan-feeling.com/gifu-powerspot-best3-253#i-4

岐阜三社参りの巡り方

岐阜三社参りは、江戸時代に伊奈波神社・金神社・橿森神社を歩いて巡った家族が次々に幸せになったことから始まりました。

そして、その風習が現在まで続いています。

徒歩以外にバスや自転車も便利

伊奈波神社・金神社・橿森神社の三社は3km圏内にあり、三社を巡る距離は参拝も含めておよそ6kmです。徒歩の場合、大人なら約2時間ほどで戻ってくることができます。

しかし6kmは誰もが歩ける距離ではないので、車での移動やバスの乗り継ぎでも問題ありません。岐阜市が行っているレンタル自転車「岐阜市シェアサイクル」の利用もおすすめです。

参拝する順番は決まっていない

「伊奈波神社（父）→金神社（母）→橿森神社（子）」の順で巡る場合が多いですが、厳密には決まっていません。

最寄り駅と三社の位置関係は、南から北へ「JR岐阜駅→名鉄岐阜駅→金神社→橿森神社→伊奈波神社」の順です。

そこで、駅からバスで伊奈波神社まで行き、徒歩で戻りつつ（南下）橿森神社、金神社の順で参拝すると無駄なく巡ることができます。

逆に、伊奈波神社から一気に駅まで戻る方法もあります。国道東側「伊奈波通り」のバス停から出ているバスはすべて駅を通過するので安心です。

橿森神社で御朱印を頂くときのアクセス

橿森神社があるのは、交通量の多い大きな通り沿いです。しかし鳥居をくぐると急に雰囲気が変わり、厳かな雰囲気に包まれます。

以下より、橿森神社へのアクセス方法について4点、詳しく解説します。

1. JR岐阜駅のバス停
2. 名鉄岐阜駅のバス停
3. バスの運賃は？
4. 駅から徒歩で行く場合

JR岐阜駅のバス停

中央改札を出て左側のエスカレーター（階段）で1階に降り、北口から外へ出たらJR岐阜駅北口バスターミナルの11・12・13番のりばへ行きます。

11番のりばからは市内ループ線左回りと右回りが出ているので必ず左回りに乗ってください。中心部ループ線は左回りのみの運行なので心配はありません。

12・13番のりばから出ているバスはすべて「柳ヶ瀬」を通るので安心です

名鉄岐阜駅のバス停

中央改札を出て正面のエスカレーター（階段）を降りたら、左（南）の方にある地下道を利用して国道を反対側へ渡ってください。

地下道を南へ出るといくつかバス停があります。地下道から上がってすぐのところが4番のりば、ひとつ南が5番のりばです。

4番のりばから出ているバスはすべて「柳ヶ瀬」を通ります。

5番のりばから出ているバスの中では、中心部ループ線のみしか「柳ヶ瀬」を通らないので注意してください。

バスの運賃は？

運賃は大人が220円で、降りるときに支払います。

中心部ループ線のみ、大人100円です。（市内ループ線とは異なります）

小学生は大人の半額（10円未満切り上げ）、幼児（1歳～小学校入学前）は基本的に無料ですが、幼児の人数や状況によって変わります。

駅から徒歩で行く場合

JR岐阜駅の中央改札を出たら、下へ降りずにそのまま左手にある「長良口」を出ます。

デッキを右へ行き、カーブに沿って北へ進みます。突きあたりを右折し、国道を超えたらエスカレーター（階段）でデッキを降りてください。

そのまま国道沿いを北へ進むと右手に名鉄岐阜駅があります。

さらに北へ10分ほど進み、「神田町3」の交差点を渡ってから右折します。東へまっすぐ進むと突きあたりに橿森神社の鳥居が見えます。

名鉄岐阜駅からは、1度右に曲がるだけのとても簡単な道順です。

橿森神社で御朱印を頂くときに停められる駐車場

橿森神社には駐車場がありません。

周辺の有料駐車場を利用してください。徒歩数分のところに立体駐車場やコインパーキングが複数あります。

ここでは、橿森神社から近く収容台数の多い駐車場を3ヶ所紹介します。

1. 名鉄協商岐阜若宮町第2駐車場
2. 河田パーキング
3. 鵜飼パーキング

名鉄協商岐阜若宮町第2駐車場

最も近いコインパーキングです。

河田パーキング

機械式の立体駐車場です。曜日によって入出庫できる時間が違います。

鵜飼パーキング

機械式の立体駐車場です。曜日によって入出庫できる時間が違います。

橿森神社や御朱印、三社参りに関するまとめ

ここまでお伝えしてきたように、岐阜市にある橿森神社は、ローカルですが見過ごしては大変もったいない神社です。

以下に、本記事の内容をまとめました。

• 受付時間は9:00～17:00頃
• 御朱印を頂く場所は通常時が社務所、金の御朱印の日は拝殿
• 橿森神社の中にある岐阜信長神社の御朱印も頂ける
• 毎月最終金曜日には御朱印の陰影が金色に
• 伊奈波神社・金神社・橿森神社の三社を巡る岐阜三社参りをすると「家族円満」「子孫繁栄」のご利益が受けられる
• 徒歩のほか、バスや「岐阜市シェアサイクル」を利用する方法もある
• どの神社から参拝してもよい
• 橿森神社には駐車場がない
• 周辺には有料駐車場が複数ある

せっかく岐阜を訪れ神社巡り・御朱印巡りをするなら必ず橿森神社も訪れ、岐阜三社参りによってより強いパワーをもらってください。