岐阜にある金神社(こがねじんじゃ)は、金色の文字で書かれた御朱印が頂けることで知られています。
その噂が広まった当初は御朱印待ちの行列ができ、待ち時間が数時間に渡るときもありました。
金色の御朱印は、御朱印集めをしている人にとってとても魅力的なものだと思います。
また、岐阜方面へ出かける機会に神社仏閣巡りをしようとしている人も、せっかく行くなら金色の御朱印を頂きたいですよね。
しかし、金色の御朱印が頂ける日は限定されていて、時間帯によっては並ばなければならない場合もあります。
本記事では、金神社の金色の御朱印が頂ける日や待ち時間、郵送の有無、受付時間と場所、金神社へのアクセス方法、そして周辺の有料駐車場についてお伝えしていきます。
こちらの記事は以下の人におすすめです。
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目次
金神社(岐阜)の御朱印は金色の文字で書かれる日がある!
神社を参拝した証拠として頂く御朱印。昨今ではこの御朱印を集めている人も増えています。
そんな中、2017年に岐阜市の金神社の金色の御朱印がメディアやSNSを通して話題になりました。
金神社の御朱印が金色で書かれる日
金神社の御朱印は通常墨文字で書かれていますが、月に1回だけ金色の文字で書かれます。
それは毎月最終金曜日で、Premium金(こがね)Dayと呼ばれています。
年末など、稀に週や曜日が変更されることもあるので、遠方から行く場合は事前に問い合わせるか公式サイトで確認することをおすすめします。
また、最終金曜日以外に金色の御朱印が頂ける場合もあります。
例えば天皇がご即位され新元号に変わった日や、天皇陛下に関するおめでたい日などです。
墨文字と金文字の初穂料の違いは?
月に1度しか頂けない特別な御朱印は、初穂料も通常とは異なりそうですよね。
金色の御朱印の場合、初穂料は変わりますか?
墨文字と同じ300円ですよ
通常と変わらず300円を納めれば、Premium金Dayには金色の文字で御朱印を書いて頂けます。
金神社(岐阜)の御朱印はほかにも種類がある
金神社では金色の御朱印のほか、初詣の時期や大切な日などに変わった御朱印が授与されます。
これまでには、金箔がすき込まれた金色の台紙に墨文字で書かれた御朱印や、鳳凰や干支の絵が添えられている御朱印などがありました。
台紙に切り絵が施された切り絵御朱印は、とても美しく特別感があるため人気です。
これらは書き置きで、初穂料もその都度異なります。
数量も限定なので、頂きたい人は早めの参拝がおすすめです。
金神社(岐阜)の御朱印の待ち時間は?
通常時は、ほぼ待ち時間なしで御朱印を頂くことができます。
一方、Premium金Dayは待ち時間を考慮する必要があります。
待ち時間はどのくらい?
すみません。具体的にお伝えすることができないのです
2022年現在、かつての5時間待ちまでの行列になることはありませんが、時間帯や時期によって参拝者数が異なるため、神社の方でもまったく予測がつかないとのことでした。
1時間以上待つこともあれば、雨の日や夕方などは10分~30分くらいでいただけることもあります。
ときには受付時間の1時間以上前から並んでいる人もいます。個人的な感覚としては、昼前~昼過ぎ頃は混雑していることが多いです。
ところが先日は、雨の中でも行列ができていました。本当に予測不能です。
金神社の御朱印は、通常時も金色の文字のときもほとんどの場合直接書いていただけます。
だからこそ、金色の御朱印を求めて参拝に訪れる人が増える日には、より待ち時間が長くなるのです。
金神社(岐阜)の御朱印は郵送してもらえる?
金神社では、御朱印の郵送は行っていません。
遠方などで簡単には参拝に行けない場合、郵送してもらえたらと思うこともあるでしょう。
しかし、御朱印は参拝した上で頂くものなので、基本的には郵送されるものではないのです。
とはいえ、中には発送を行っている神社もあります。
それは、諸事情でどうしても参拝できないけれど、ご利益にあずかりたいという強い思いがあり、その神社の方角に身体や心を向けて祈願している人へ配慮されてのことです。
金神社(岐阜)で御朱印が頂ける時間と場所は?
御朱印を確実に頂くために、受け付けてもらえる時間と場所をあらかじめ確認しておきましょう。
場所 | 社務所(金の鳥居をくぐった先の本殿の左側) |
受付時間 | 9:00~17:00 |
行列ができるときには、整理番号が配布されることもあります。
基本的には17時までに並んだ人で締め切りなので、余裕を持って参拝してください。
金神社(岐阜)へのアクセス
金神社のある場所は、岐阜市の中でも賑やかな市街地で便利なところです。
駅からも近く、すぐそばにバスの停留所もあります。
住所 | 〒500-8842 岐阜市金町5-3 |
電話 | 058-262-1316 |
アクセス(車) | 各務原I.C.より約15分 県道54号側(金神社西側)から入る 国道157号「金町5」の交差点を南へ(県道54号)、1本面を左折 |
アクセス (電車と徒歩) | JR岐阜駅北口より徒歩約15分 |
名鉄岐阜駅出入口2(中央改札の正面)より徒歩約10分 | |
アクセス (電車とバス) | JR岐阜駅北口バスターミナル10番のりば→3分→バス停「文化センター金神社前」下車徒歩4分 名鉄岐阜駅バス停5番のりば「K15市橋行き」「K18旦の島行き」「K35南柿ヶ瀬行き」→4分→バス停「文化センター金神社前」下車徒歩4分 |
以下より、アクセス方法について4点紹介します。
- 車で行く場合
- 電車と徒歩で行く場合
- 駅から歩くのが難しい場合はタクシーかバスで
- 岐阜市シェアサイクルの利用
車で行く場合
車で行き金神社の駐車場を利用する場合、神社の西側から入る必要があります。
カーナビを利用して近くまで来たら国道157号線の「金町5」の交差点を南に入ってください。
県道54号線を南へ少し行くと、左側に金神社の朱色の塀が見えてきます。
1つ目の角を左折すると、神社の入り口があります。その先は行き止まりです。
左折するところにある金神社の社号標が目印になります。
電車と徒歩で行く場合
金神社は、駅から歩くのが一番おすすめです。
JR岐阜駅からは北へまっすぐ、名鉄岐阜駅からも簡単な道順で行くことができます。
しかし、初めての道を10分以上歩くとちょっと不安になるものです。
とくに、金神社は市街地の真ん中にあるため、遠くからは見えないのでより心配になるかもしれません。でも、近くまで行けば木々が茂っているのですぐに見つけられます。
中でも、神社東側の石造りの鳥居のそばにある大きなナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)は圧巻です。
私は、通りかかるたびになんとなく見上げて季節による変化を楽しんでいます。
参拝して御朱印を頂いたら、そのようなところもぜひ楽しんでください。
では以下より、最寄り駅2ヶ所からのルートの例をお伝えします。
- JR岐阜駅より
- 名鉄岐阜駅より
2つの駅は徒歩で5分ほど離れているので、間違えないようにしてくださいね
JR岐阜駅より
中央改札(2階)を出たら、左にある「長良口」からデッキに出てください。
カーブしていデッキを右の方へ進み、そのまままっすぐ行って突きあたりのファミリーマートのところでデッキを降ります。
そこから右(北)へ直進。飲食店が並ぶ道をひたすら北上します。7~8分ほど歩くと大きな通りに出ます。「金宝町1」の交差点です。
この通りを渡り、さらに進むと左へ曲がる道があります。左折すると金色の鳥居が現れます。
名鉄岐阜駅より
中央改札を出て、正面のエスカレーター(階段)を降ります。右(北)にあるスクランブル交差点「名鉄岐阜駅前」を十六銀行の方へ斜めに渡り、右(北)へ進んでください。
「神田町6」の交差点を渡ってから左折し直進。「金宝町1」の交差点を右へ入ります。左へ曲がる道が出てきたら、左折すると金色の鳥居があります。
駅から歩くのが難しい場合はタクシーかバスで
歩くのが難しい場合は、駅前からタクシーを利用した方がよいと思います。
バスは、各駅の出口からバス停まで(約1分)と、バスを降りてから反対車線の神社まで(約4分)歩かなければなりません。
一方で、バスを利用すれば3~4分(停留所2つ)で、迷うことなく神社まで行けるので安心です。
料金は大人220円で、降りるときに支払います。
バス停が少しわかりにくいので、以下を参考にしてください。
<JR岐阜駅より>
中央改札を出て左側のエスカレーター(階段)で1階に降り、北口から外へ出たらJR岐阜駅北口バスターミナルの10番のりばへ行きます。
10番のりばから出ているバスはすべて「文化センター金神社前」を通ります。
<名鉄岐阜駅より>
中央改札を出て正面のエスカレーター(階段)を降りたら、左(南)の方にある地下道を利用して国道を反対側へ渡ってください。
地下道を南へ出るといくつかバス停があるので、5番のりばから「K15市橋行き」「K18旦の島行き」「K35南柿ヶ瀬行き」のどれかに乗ります。
どちらのバスも、2つ目が「文化センター金神社前」です。バスを降りると目の前に朱色の塀が見えます。
県道があるので、遠回りになりますが「金町5」の交差点を渡って向かいましょう。
岐阜市シェアサイクルの利用
駅から金神社に行くには、自転車もおすすめです。
岐阜市には、レンタル自転車で気軽に岐阜市の観光をしてもらうための岐阜市シェアサイクル「Gifu-ride(ぎふらいど)」という仕組みがあります。
事前にスマートフォンへのアプリのダウンロードや登録が必要ですが、「Gifu-ride」を利用すれば楽に金神社まで行くことができます。
自転車が置いてあるサイクルポートは、JR岐阜駅から観光地までの周辺に20ヶ所以上設置されています。
あらかじめ登録したところで自転車を借り、好きなポートに返却できるのも便利な点です。
普通自転車のほか電動アシスト自転車もあり、親子で乗れるものも用意されています。
15分ごとの従量料金と1日定額プランがあるので、金神社に行くためだけに短時間利用することも可能です。
気候の良いときには、家族やカップルでシェアサイクルを利用して市内観光を楽しんでいる人をたくさん見かけます。
せっかく自転車を借りたら目的地が金神社だけではもったいないので、ほかの神社も巡ってみてはいかがでしょうか。
岐阜市の神社に関してはほかの記事でも紹介しています。
「岐阜でパワースポットとして最強の神社3選!」
>>https://mikan-feeling.com/gifu-powerspot-best3-253#i-4
「伊奈波神社で厄払いをしてもらいたい!時間や料金、予約の有無、相応しい服装について調べました!」
>>https://mikan-feeling.com/inabajinja-yakubarai-300#i-9
金神社(岐阜)の駐車場と周辺の有料駐車場
金神社には参拝客用の駐車場があります。神社の西側から入ってすぐの場所です。
しかし、Premium金Dayや特別な御朱印が頂ける日は混み合う可能性があり、神社の駐車場に停められない場合もあります。
そのようなときは、周辺の有料駐車場やコインパーキングがおすすめです。
金神社の周辺は、有料駐車場やコインパーキングがたくさんあります。今回は、中でも金神社のすぐそばにある以下の駐車場4ヶ所を紹介します。
- 岐阜市役所 金公園地下駐車場
- 蕪城パーク
- 名鉄協商 岐阜金公園駐車場
- 三井のリパーク 岐阜蕪城町駐車場
とくに、「岐阜市役所 金公園地下駐車場」と「蕪城パーク」はおすすめです。
収容台数が多い上、岐阜タカシマヤ(金神社より北へ徒歩約5分)の提携駐車場なので、買い物をすれば金額によって割引が受けられます(一部除外品あり)。
「蕪城パーク」は税込2,000円以上の買い物から、「岐阜市役所 金公園地下駐車場」は税込5,000円以上の買い物から割り引きが発生します。
散策がてら柳ヶ瀬商店街にある岐阜タカシマヤに足を運び、お得に駐車場を利用しましょう。
これ以外にも周辺には駐車場がたくさんあるので、神社の混雑が予想される日は近くの駐車場を検討してみてください。
<岐阜市役所 金公園地下駐車場>
住所 | 岐阜市金町5-7 |
営業時間 | 7時~23時(23時~翌7時までは入出庫不可) |
所要時間 | 金神社の入り口まで徒歩1分 |
こちらの駐車場は145台収容でき、金神社の隣の金公園内に歩行者用出入り口とエレベーターが設置されているのでとても便利です。
岐阜市が運営しているため、手帳の提示により障がい者割引も受けられます。
<蕪城パーク>
住所 | 岐阜市蕪城町5 |
営業時間 | 6:30~22:00 |
所要時間 | 金神社の入り口まで徒歩1分 |
収容台数350台の自走式立体駐車場です。
<名鉄協商 岐阜金公園駐車場>
住所 | 岐阜市徹明通2-12 |
所要時間 | 金神社の入り口まで徒歩2分 |
<三井のリパーク 岐阜蕪城町駐車場>
住所 | 岐阜市蕪城町13 |
所要時間 | 金神社の入り口まで徒歩1分 |
金神社(岐阜)の御朱印に関するまとめ
ここまで、金神社へ珍しい御朱印を頂きに行くときの参考になったでしょうか。
- 毎週最終金曜日には金色の御朱印が頂ける
- 御朱印の初穂料は通常の墨文字も金文字も300円
- 金色の台紙や切り絵など特別な御朱印は数量限定の書き置き
- 待ち時間はその時期や時間帯、天候によって異なる
- 御朱印の郵送は行われていない
- 御朱印は9:00~17:00の間に社務所で頂ける
- 17:00までに並んだ人で締め切り
- 車で行く場合は神社の西側から入る
- 駅から徒歩がおすすめ
- 歩くのが不安な場合はバスかタクシーで
- 岐阜市シェアサイクルも便利
- 金神社には駐車場がある
- 有料駐車場は「岐阜市役所 金公園地下駐車場」と「蕪城パーク」がおすすめ
金神社は産業繁栄や財宝・金運招福、商売繁盛のご利益がある神社で、パワースポットでもあります。
パワースポットとしての金神社については、ほかの記事で紹介しています。
「岐阜でパワースポットとして最強の神社3選!」
>>https://mikan-feeling.com/gifu-powerspot-best3-253#i-7
昨今御朱印集めが人気ですが、御朱印は参拝をした証として授与されるものです。
金神社の本殿とその隣りにある金祥稲荷神社を参拝し、厳かな気持ちで御朱印を頂きましょう。
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